ディスカッション



〈自己完結社会〉の成立(上)
上柿崇英著


〈自己完結社会〉の成立(下)
上柿崇英著

環境哲学と人間学の架橋(上柿崇英 
/尾関周二編)
環境哲学と人間学の架橋
上柿崇英/尾関周二編


研究会誌『現代人間学・
人間存在論研究』

   

重要語句の一覧と解説(五十音順索引)

    

 このページでは、本書に登場する重要語句(キーワード)について紹介し、重要語句相互の関係について解説しています。(テーマ別索引はこちら)
 

                              


〈間柄〉

〈間柄規定〉

「〈間柄〉を引き受けるものとしての〈役割〉」

「赤子のロビンソン・クルーソーの比喩」

「諦め」

〈悪〉(「素朴な〈悪〉」)

「アソシエーション論」

「ありのままの私」(「純粋な私」、「本当の私」)

「あるべき人間」

  →「本来の人間」

「生き方としての〈美〉」



「生き方とあり方」

「生き方としての美」

「生きた地平」(に立つ)

「意のままにならない生」

「意のままにならない他者」

「意のままにならない他者の原則」(〈有限の生〉の第三原則)

「意のままにならない身体」

「意のままになる生」

「意のままになる他者」

「意味体系=世界像」

「意味のある過去」

「意味のある〈関係性〉」

「意味のある私」

〈隠者〉



「ウィンドウズの比喩」



「おのれの人生の主人公」



「かけがえのない(この)私」

「学校教育」

〈環境〉

  →「人間的〈環境〉」

「環境哲学」

〈環境〉の二重性(二重構造)

「官僚機構」

〈関係性〉

  →「意味のある〈関係性〉」
  →「0か1かの〈関係性〉」
  →「内的緊張」(〈関係性〉における)
  →「人間的〈関係性〉」
  →「塗りつぶされた〈関係性〉」(〈間柄〉によって)
  →「〈我‐汝〉の構造」

〈関係性〉の「形式化」

〈関係性〉の「脱形式化」

「〈関係性〉の場」

〈関係性の病理〉

「〈関係性〉の分析」

「鑑賞としての美」

「鑑賞としての文化」



「記憶の蓄積と継承」

「究極の平等社会」の比喩

〈共同〉

  →「共同体批判の共同論」
  →「自然主義の共同論」
  →「自由連帯の共同論」
  →「牧歌主義的―弁証法的共同論」

「共同行為」

「「共同行為」の失敗に対する〈許し〉」

「共同体=むら」(「伝統的共同体」)

「共同体批判の共同論」

「〈共同〉のための意味」(の共有)

「〈共同〉のための技能」(の共有)

「〈共同〉のための作法や知恵」

「〈共同〉のための事実」(の共有)

「共同の動機」

「〈共同〉の破綻」

「強度のある〈文化〉」(「潜在力の高い〈文化〉」)

「強度を備えた〈思想〉の創造」

〈距離〉

「〈距離〉の“自在さ”に関わるものとしての〈許し〉」



寓話

  →「皇帝の寓話」
  →「殺生嫌いの寓話」
  →「熱鉄の寓話」

「具体的な他者に対する〈信頼〉」

「暮らしとしての生活」



「経済活動」

「経済活動」の倫理

〈芸術〉

〈継承〉の実現

〈現実存在〉の実現

「現実に寄り添う理想」

「現実を否定する理想」

「現代人間学」

  →「現代人間学」の第一原則:優先されるべき〈思想〉の創造
  →「現代人間学」の第二原則:「絶対的普遍主義の否定」
  →「現代人間学」の第三原則:「世界観=人間観の提示」
  →「現代人間学」の第四原則:「強度を備えた〈思想〉の希求」



〈郊外〉

「肯定」(〈有限の生〉の)

「皇帝の寓話」

「こうでなければならない私」

〈故郷〉

「この私」(肥大した自我としての)

〈この私〉(〈関係性〉のなかに成立するものとしての)

〈根源的葛藤〉



「時間の地図の比喩」

「時空間的自立性」

〈自己完結社会〉

「自己実現」

〈自己存在〉

「自己への〈信頼〉」

「自殺の権利」

「市場経済」

「自然主義の共同論」

「〈自然〉と〈人間〉の間接化」

〈思想〉

  →「強度を備えた〈思想〉」

「時代」

「思念体」

「自分だけの世界」

〈社会〉

  → 「人為的生態系」(としての〈社会〉)

  →「〈生〉の舞台装置」(としての〈社会〉)〈社会的装置〉

「社会的構造物」

「社会的制度」

〈社会的装置〉の自立化(〈生活世界〉からの)

「〈社会〉と〈自然〉の切断」

「〈社会〉と〈人間〉の切断」

自由

  →「積極的自由」
  →〈ユーザー〉としての「自由」と「平等」

「集団的〈生存〉」

「自由な個性の全面的な展開」

「自由な個性と共同性の止揚」

「自由の人間学」

「自由連帯の共同論」

「情報世界」

〈自立した個人〉

  →「無限の循環構造」

「人為的生態系」

〈信頼〉

  →「具体的な他者に対する〈信頼〉」
  →「自己への〈信頼〉」
  →「青年たち」と「すでに青年を終わらせた者たち」との間の〈役割〉や〈信頼〉
  →「人間一般に対する〈信頼〉」(集団的に共有された)
  →「人間に対する〈信頼〉」
  →「人間という存在に対する〈信頼〉」(「人間存在に対する〈信頼〉」)

人類史における「連続性」/「非連続性」


〈救い〉



〈生〉

  →「〈生活者〉としての生」
  →「担い手としての生」
  →「人間的〈生〉」
  →「場の連続性」と「〈生〉の連続性」
  →〈無限の生〉
  →〈有限の生〉
  →「〈ユーザー〉としての生」
  →「より良き〈生〉」

〈生存〉の実現

  →「集団的〈生存〉」

〈生活者〉(「〈生活者〉としての生」)

  →「暮らしとしての生活」
  →「精神としての生活」

〈生活世界〉

「〈生活世界〉の空洞化」

〈生活世界〉の構造転換

  →「第一期:近代国家日本の成立から敗戦まで(1868年‐1945年)」
  →「第二期:戦後復興から高度経済成長期まで(1945年‐1970年)」
  →「第三期:高度消費社会の隆盛からバブル崩壊まで(1970年‐1995年)」
  →「第四期:情報化とグローバル化の進展まで(1995年‐2010年)」
  →「第五期:いまわれわれが立っている地点(2010年‐)」

「精神としての生活」

「青年たち」と「すでに青年を終わらせた者たち」との間の〈役割〉や〈信頼〉

〈生の混乱〉

「〈生〉の三契機」

  →〈生存〉の実現
  →〈現実存在〉の実現
  →〈継承〉の実現

〈生の自己完結化〉

〈生の脱身体化〉

「〈生〉の不可視化」

「〈生〉の舞台装置」(としての〈社会〉)

「〈生〉の分析」

「生物存在の原則」(〈有限の生〉の第一原則)

「生受の条件の原則」(〈有限の生〉の第二原則)

「世界観=人間観」

  →〈無限の生〉の「世界観=人間観」
  →〈有限の生〉の「世界観=人間観」

〈世界了解〉

「世間や世俗、時代を超えた〈役割〉」

「積極的自由」

「殺生嫌いの寓話」

「絶対的普遍主義」(「普遍的な真理」)、「絶対的普遍主義の否定」(「現代人間学」の第二原則)

「0か1かの〈関係性〉」

「ゼロ属性の倫理」



「掃除当番の比喩」

「疎外論」

「底なしの配慮」

「素朴な〈悪〉」

  →〈悪〉

存在

  →〈現実存在〉の実現
  →〈自己存在〉
  →〈他者存在〉

〈存在の強度〉

〈存在の連なり〉

「存在論的自由」

「存在論的抑圧」

「存在を賭けた潰し合い」



「第一期:近代国家日本の成立から敗戦まで(1868年‐1945年)」

「第五期:いまわれわれが立っている地点(2010年‐)」「精神としての生活」

「第三期:高度消費社会の隆盛からバブル崩壊まで(1970年‐1995年)」

「第二期:戦後復興から高度経済成長期まで(1945年‐1970年)」

「第二次マルクス主義」

「第四期:情報化とグローバル化の進展まで(1995年‐2010年)」

〈他者存在〉

〈旅人(世代)〉



「通販人間」の比喩



〈哲学〉

「天動説の比喩」

「伝統的共同体」

  →「共同体=むら」



特異点(人類史における)

  →第一の特異点:「〈自然〉と〈人間〉の間接化」
  →第二の特異点:「〈社会〉と〈自然〉の切断」
  →第三の特異点:「〈社会〉と〈人間〉の切断」



「内的緊張」(〈関係性〉における)



「担い手としての生」

「人間的〈環境〉」

「人間的〈関係性〉」

「人間的〈生〉」

〈人間〉、〈社会〉、〈自然〉の三項関係

「人間一般に対する〈信頼〉」(集団的に共有された)

「人間という存在に対する〈信頼〉」(「人間存在に対する〈信頼〉」)

「人間の〈悪〉とわざわいの原則」(〈有限の生〉の第四原則)



「塗りつぶされた〈関係性〉」(〈間柄〉によって)



「熱鉄の寓話」



「脳人間」の比喩



「場の連続性」と「〈生〉の連続性」



〈美〉

  →「鑑賞としての美」
  →「生き方としての美」

「美意識」

「美的アノミー」

「必然的異常社会」

「100人の村の比喩」

比喩

  →「赤子のロビンソン・クルーソーの比喩」
  →「一世代25歳の比喩」
  →「ウィンドウズの比喩」
  →「究極の平等社会」の比喩
  →「時間の地図の比喩」
  →「掃除当番の比喩」
  →「通販人間」の比喩
  →「天動説の比喩」
  →「脳人間」の比喩
  →「100人の村の比喩」

〈漂流人(世代)〉



「不介入の倫理」

「不確実な未来の原則」(〈有限の生〉の第五原則)

「不可視の間(あわい)を見通す目」

「普遍性」(限定された意味での)

「普遍的な真理」

  →「絶対的普遍主義」

〈文化〉

  →「鑑賞としての文化」
  →「強度のある〈文化〉」(「潜在力の高い〈文化〉」)

「文化の衰退」



「ポストモダン論」

「牧歌主義的―弁証法的共同論」

「本来の人間」(「あるべき人間」)



増田敬祐



「むき出しの個人」

「無間地獄」(〈無限の生〉の)

「無限の循環構造」(〈自立した個人〉をめぐる)

〈無限の生〉(の「世界観=人間観」)

〈無限の生〉の敗北(挫折)

〈無限の生〉の「ユートピア」



「約束された本来性」

〈役割〉

  →「〈間柄〉を引き受けるものとしての〈役割〉」
  →「青年たち」と「すでに青年を終わらせた者たち」との間の〈役割〉や〈信頼〉
  →「世間や世俗、時代を超えた〈役割〉」




〈有限の生〉(の「世界観=人間観」)

  →〈有限の生〉の第一原則:「生物存在の原則」
  →〈有限の生〉の第二原則:「生受の条件の原則」
  →〈有限の生〉の第三原則:「意のままにならない他者の原則」
  →〈有限の生〉の第四原則:「人間の〈悪〉とわざわいの原則」
  →〈有限の生〉の第五原則:「不確実な未来の原則」
  →「肯定」(〈有限の生〉の)

〈ユーザー〉

〈ユーザー〉としての「自由」と「平等」

「〈ユーザー〉としての生」

「〈ユーザー〉の倫理」

〈許し〉

  →「〈距離〉の“自在さ”に関わるものとしての〈許し〉」
  →「「共同行為」の失敗に対する〈許し〉」



吉田健彦

「より良き〈生〉」



〈歴史〉





  →「ありのままの私」(「純粋な私」、「本当の私」)
  →「意味のある私」
  →「かけがえのない(この)私」
  →「こうでなければならない私」
  →「この私」(肥大した自我としての)
  →〈この私〉(〈関係性〉のなかに成立するものとしての)
  →〈自己存在〉
  →「自分だけの世界」

「〈我‐汝〉の構造」